22 Mar 2018
現在息子、幼稚園年中さんで2018年4月から年長さんです。
ですが、気が早い「先取り気質」なわたしくめ、小学校入学に向けてモンスターペアレントの本を読んでみました。
この2冊の本は図書館に行った時にたまたま目に入ったものです。
まず1冊目。
諸富祥彦先生の本は以前こちらを読んだことがあります。
てっきり育児系の専門家かと思っていたのですが、結構多岐にわたる本を書かれているんですね。教育・心理系が専門なのかな??
もうですね、この本を読んでいると「先生、可哀想・・・」の一言ですわ。ハッキリいって、こんなんじゃ教師のなり手がいないし、もし息子が「学校の先生になりたい!」と言おうものなら全力で阻止します。
幸い息子は、「サッカー選手」だの「レーサー」だの”知”とはかけ離れたジャンルのものにばかり憧れているので今のところその心配はありませんが。。。
先生になるなら、塾の先生の方がまだいいかな。
そして2冊目。
これは読んでいて非常に胸糞。
本当にこんな保護者がいるのか!?と。
もしいるなら絶対に関わってはいけない存在(もはや同じ人類とは思いたくない)だわ。
こちらの本は、非常識な保護者のエピソードが多いけれど、非常識な子供、非常識な先生(モンスターティーチャー)のエピソードも書かれていて、息子が小学生になるのが怖くなってきた・・・orz
ただ、モンスターな保護者も先生も、その生息率はほんの一部で、殆どはまともな人だ、とも書かれていました。そのほんの一部の存在が物凄い破壊力があるんでしょうね。
どちらの本も2008年に書かれた本で、今から約10年前。
今の状況とは異なることは多いとは思うけれど、本質は変わらないと思います。小学校に入学してから愕然とするよりも、今から免疫を付けておいた方がイザという時に役に立つかもしれません。何も知らないよりはトラブルを回避できるかも!?
自分が非常識な保護者にならないように気を付けなければ。。。
もう、義務教育の在り方を考え直した方が良いんじゃないかな?とすら思う。
今は「義務教育だから学校に行かなければならない」ですよね。だから、保護者も「行ってあげてる」感が強いから給食費を払わないとか、学校の責任を必要以上に追求するのではないか?と。
「義務教育だけど、周りと合わせられないなら無理にこなくていい」と言う方が、いいのではないか?と思わなくもないけど、そうすると学校側が圧倒的に権力を持っちゃうもんなぁ。
「教育を提供する側」と「教育を受ける側」のバランスが良く、いい意味で対等な関係でいられるのがベストなんだけど、これは理想でしかないんだろうね。
ただ、非常識な人にはまともな対応をすると、粘着されたり、恨まれたり、つけこまれたりする可能性が高いから、ん!?と思う人が現れたら親子共々距離を置いて関わらないのが1番だな、と勉強になった本でした。
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