2 Dec 2018
息子は今、『幼児のパズル道場ドリル』を取り組み始めました。
息子のドリル置き場にコソッと混ぜておいたところ、目をキラキラさせてやり始めたのですが、パズルと銘打っているだけあって、ちょっと考える問題が多いです。
まずはこちらのドリル。
ごくごく簡単な足し算・引き算の問題がメインではあるけれど、問題の出し方が考えさせるというかひねりがあるんですよね。
例えば、5個のマスの上にブロックが2個ある絵があって、「(ブロックは)いくつですか」といって、まずは「2」を答えさせる。その後、「あといくつで5になりますか」といって「3」と答えさせる。
はたまた、「2が4こでなんこになりますか」という問題も登場したり、足し算・引き算関係ないパズルの問題もチラホラ登場してきます。
息子の場合、こういうちょっと頭を使う問題は脳がフリーズするようで、すぐに「わかんないっ!!」「どうやるのっ!?」とイライラしながらワーワーギャーギャー言います。
ドリルにご丁寧に図や絵が描いてあるから、問題に書いてある通りに図や絵に描かれているブロップを数えればいいだけなんですよ。なのにもうパニックになっていて聞く耳持たず。
そこを根気よく「聞いて」と落ち着かせ、実際に手で触れるブロックを使って丁寧に説明することに。
今までならギャーギャー言い続けたりエンピツをブン投げたりして、結局私とケンカをして終了するのですが、今回は多少は聞く耳を持ってくれたみたいで、ちょっとグズグズしながらも私と一緒にブロックをいじってみたのです。
そしたら、「あぁ、そういうことか!」と分かったのか、その後は比較的順調に問題に取り組んでいました。
「ね?簡単でしょ!?」とか、「えーっ!もうできちゃったの?天才!!」と褒めると、やる気もUPするようでガンガン取り組みます。本人も分からないことが分かるという事が嬉しいみたいですね。
ただ、息子は結構思い込みで問題を解くクセがあり、1ページに足し算と引き算の問題があっても、全部足し算でやっちゃったりしています。こういう場合や、計算ミスをしている場合、解きなおしをさせるかどうかが悩みどころです。
以前、「ここ間違えているよ」と指摘したらキレられました。「いいの!!」というので放置しています。そもそもにして幼稚園児にドリルの間違いの解きなおしって意味があるのだろうか?と。
息子の場合、解きなおしたところでそれが今後に活かせるとは思えないんですよね。それなら間違いを指摘しないで気持ちよくドリルを進めてもらって「やりとげた!」という達成感を味わってもらえればいいんじゃないか?と。
今のところ、息子のやりたいように勉強をさせているので「勉強好き!」「勉強楽しい!」といって気が向いたときに進んでやってくれているので、幼稚園児だしこれで十二分なんじゃないか?と。
実際、宮本式パズルではこういう風に書かれていました。
「答えを出すことではなく解こうとして頭をフル回転させることが大事」であり、正解にこだわる必要はないそうです。頭をフル回転させることが苦手な息子が頑張っていることに意義があるんだろうな、と思い、特に間違いを正すことはしていません。
一応、横に私がついていたときは「あれ?引き算だよ」と指摘して、息子が「そうだったー」と受け入れて修正すればそれでヨシ。後で私が気が付いた場合は放置しています。
こんな感じで、非常にゆるくドリルに取り組んでいます。
次にこちらのドリル。
これは息子曰く「難しいねぇ・・・」。
ただ、分からないことが分かる喜びを少し感じることができた息子は「お母さんと一緒にやる」と意欲的。
パッと見、簡単そうに見えるけど、こちらも結構考えさせる「ちえ」ドリルです。これ、3・4・5歳向きと表示されているけど、小学校1年生が取り組んでも手ごたえがあるんじゃないかな?という内容です。
「ずけいと思考力」という名のドリルだけあって、平面図形や立体図形の問題が豊富です。こういうのをサラッと解けるようになるとかなり頭が鍛えられそうです。
ということで、ドリルで分からない問題にぶち当たった時の6歳(年長)の反応は、ギャーギャーパニくり聞く耳持たないことが多いけれど、聞いてくれて「分かる」喜びを感じる時もある、といった感じです。
キレるならやらなければいいのにね・・・
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