10 Sep 2018
『子どもの可能性をのばす「しない」子育て』という本を読んでみました。
花まる学習会の高濱正伸先生が書いた本です。
表紙がお母さんと男の子のイラストなだけあって、女の子ママより男の子ママの方が共感できる内容が多い気がします。
頑張り過ぎなお母さんが読むと、逆に「これはしちゃダメなんだ!」と思っちゃうかも・・・と冒頭に注意書きがあるのですが、この本は気を負わずユルッとした気持ちで読むのに最適です。
本の中身は高濱正伸先生の他の本にも書いてあったり、他の育児書でもよく見る内容ではあるけれど、「〇〇だから、△△はしない方が良いよ~」というフワッとした書き方なので非常に受け入れやすい!
最後の章に「異性の子どもを理解しようとしない」とあるのですが、父親と娘よりも、母親と息子のケースばかりが書かれています。やっぱり子どもと関わるのは母親の方が圧倒的に多いからでしょうね。
そこで面白かったのがコレ。
男の子はカブトムシと思って
カブトムシに「角を上げ下げするのをやめなさい!」と叱るのは意味がありません。同様に、男の子に、「走り回るのをやめなさい!」と叱っても響かないのです。
引用:子どもの可能性をのばす「しない」子育てP.150
なんかものすごく説得力のある一文です。
この本の中で私が1番印象に残った部分です。
怒るだけ損をする、って感じでしょうか。
でもね・・・男の子(というか男性)っておバカだから女性としては呆れるというかイラッとする存在じゃないですか!?そのイラッとした怒りはどうやって発散すればいいのだろうか。
それはさて置き私の場合、私は私、息子は息子、と基本的には思っているので、比較的「しない子育て」を実践できている気がします。
もうですね、自己主張が強く、天邪鬼で、なんやかんやで私に絡んでくる当たり屋みたいな存在の息子なので、早く自立してくれ!とばかり思ってしまいます。自立したらしたで寂しいんだろうけど、私は私で自分の人生を謳歌するつもり。
付かず離れずの適度な距離感を保てる親子になれたらいいな、と願います。
コメント
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コメント (2)
おはようございます!
カブトムシ(笑)
虫かー、なら仕方ない。
いい例えですね。
こんばんは。
カブトムシ、良い例えですよね!
カブトムシを観察するように息子を見守れ、とのことです。
ただですね・・・カブトムシは大人しいし他人に迷惑をかけないけど、息子はそうではないから、ついついガミガミ言っちゃうんですよね。そこが悩ましい。