13 Aug 2018
『いちばん得する中学受験』を読んでみました。
今年の春に出版された本ですが、図書館で予約したら比較的サクッと借りられたからラッキーラッキー。
本のタイトルからして、金銭的に得をする方法だと思ったんですけど・・・そうではなかったね。確かにチョロっとは書いてありましたけど、同時にやっぱり進学塾代は高いな、と改めて思いました。
金銭的に得をする方法は、別途費用がかかる講習代(例えば夏期講習代)、テスト代は全部受けなくてもいいんでない?とか、四谷大塚準拠塾(地元小規模塾)でも良い先生に出会えたらラッキー!とか。
これくらい。
後は、これができれば新小4(小学3年2月)からの入塾じゃなくても、少し遅らせてもいいかもね、ということ。だからといって、小学6年生からでは絶望的に遅い。
じゃあ何が得をするのか?というと、中学受験をすることがいかにお得か、ということでした。
先取り学習の弊害にも言及されていて、特に低学年は年齢にあった学習をきっちりさせることが重要とのこと。それが「読み・書き・計算」。
低学年おすすめ教材はこれ。
言わずと知れた、四谷大塚「予習シリーズ」の低学年版です。
さらに余力があればこれ。
通称、「ハイレべ」「最レベ」で有名な問題集。
王道ですね。しかし、これらの問題集に取り組むのは、学校の勉強はキッチリ仕上がっているのが前提です。
ちなみに「ハイレベ」は幼児バージョンもありました。
低学年のうちは、学校の勉強プラス上記の教材を使用して家庭学習をすすめ、小学校3年の秋くらいから1学年上の先取りを視野にいれつつ、新小4の入塾テストに備える、というのが一般的なようです。
この他に紹介されていた教材は・・・
小学生の時に私立受験向きの理社をやっていると、大学受験の時に何もやっていない子よりもアドバンテージになるらしい。
最近は、中学受験をしなくても、トップ高校を目指す為に小学校5,6年から対策塾に行くようだし、どのみち小学校高学年になったら何かしらの勉強をさせておかないと出遅れる感がありますな。
私の時とは時代が違うな、としみじみ思います。
中学受験をする理由の1つに、中学校での内申点稼ぎに縛られずにノビノビ過ごしてほしいという親の思いがあるそうです。まぁ、これは一理ある。
要は教師に好かれている子が有利なわけで、教師全員が人格者でない以上、こんな理不尽なことに左右されず、勉強面だけを見て欲しいというのもあるんでしょうね。
あくまで5歳の息子の幼稚園生活を見るに、息子は公立向きな気がする。なんか、先生の前(というか他人の前)ではすごくイイコなので。
今日も、幼稚園に迎えに行ったら、「これをお片付けするんだよー!」と年少さんや年中さんに言いながらお片付けしている息子の姿を見まして・・・家でもやれや!と思わず突っ込んでしまいました。意外とリーダーシップを発揮している模様。
先日も、年中さんの男の子がお母さんに怒られていて「お母さん、あなたの荷物を持っていて重いんですけど!」と言われていたんですけど(わかる、私も全く同じセリフを良く言うもん←どこも同じだね)、その姿を見た息子が、息子の荷物を持っている私に向かって、「この荷物、持つね!」とめっちゃイイコぶりっこ。
キミ、周りの空気、相当読めるね。
でも私の空気はちっとも読めないよね。
と思ったものです。
話はかなりそれましたが、この本は、金銭的にどうやったらお得に中学受験ができるのか?ということとはちょっと違うものでした。しかし、中学受験ってどんなもんだろう?というとっかかりにはいい本だと思います。
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