28 Jul 2018
私、今自分の資格試験が近いので本を読んでいる時間はないのですが、こんなタイミングで図書館で予約している本の順番が回ってきちゃいました・・・しかも2冊。
しかし、現実逃避の時間も必要だし、どうせ息子がいたら勉強できないので、合間に読んでみました。読んでみると、サクッと読めたので息抜きに丁度よかったのですが、内容はかなり濃かったと思います。
今回読んだ本はコレ。
『公立中高一貫校に合格させる塾は何を教えているのか』
公立中高一貫校の受験塾といえば「ena」なんですけど、その「ena」は授業で何を教えているのか?という本です。
「第2章enaの授業の実況中継」と「第4章公立中高一貫校生による本音座談会」が特に面白かったのですが、この2つの章で分かった事は、公立中高一貫校の受検勉強と私立中学の受験勉強は内容がかなり違うな、ということ。
私立中学向けの勉強はかなりボリュームがあり、公立中高一貫校の試験ではその勉強は殆ど必要がないことが分かりました。もちろん、私立向けの勉強をしていれば圧倒的知識がある分、公立中高一貫校の問題は解けるけれども・・・
私は息子に公立中高一貫校を受検してもらいたいんですけど、私の妄想として、私立受験向け塾に通い、圧倒的知識をつけて公立中高一貫校を受ける!そして、私立に行かせる余裕はないので落ちたら地元の公立中へ!
だったんですけどね、公立中高一貫校しか受けないなら私立受験向け塾の内容は苦しいだけかもしれないな、というのが分かりました。
公立中高一貫校の問題を解くには、あくまで問題文に与えられたものを使ってその中で答えるのであって、知識で解いてはいけないそうな。つまり、余計な知識は逆に凶器となる、というわけです。もちろん、それも分かっていて切り替えて問題を解ければいいんですけどね。
で、この本の中で紹介されていた本が面白そうでした。
私立受験塾といえばSAPIX。
2009年の本なのでちょっと古いけど、SAPIXについて知る為にはいいかもしれない。
中学受験(受検)は奥が深いなぁ・・・
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