30 Jul 2017
図書館で育児書を借りる時、いつもは予約をするのですが、先日はたまたま見かけた育児書を借りてみたのです。
2冊借りたうち、1冊が不愉快すぎて途中で読む事を投げ出してしまいました。一応最後までパラ見したけれども。
で、その本のアマゾンレビューってどうなのかな?と見て見たところ、私と同じ気持ちになった方が割といて一安心。
その本というのがコレ。
どう不愉快になるかというと、ず~っと上から目線で「あーしろ!こーしろ!こーするな!」と説教されている感じがするんですよね。「115のこと」と言うだけあって、短い項目では1ページ、長い項目でも3,4ページを使って、ず~っと説教され続けるのですorz
おまけに例に出てくる子どものタイプが、「やんちゃ」「わがまま」「言う事を聞かない」などなど、いわゆる親を困らせる系の子ばかり。こういう子にはこうしつけろよ!と言うのが多いかな。
さらには「発達障害」という文字もよく出てきました。1番驚いた項目は「”発達障害児”を理解していない」というもの。う~ん・・・育児書だよね??
この本の著者は発達障害児を育てているママさんのようなのですが、その視点から本を読むとちょっと納得することが多いんですよね。
ちゃんと躾や療育をしていない発達障害児の親に対する説教なのかな?と思うと、「あぁ・・・」と思う場面もチラホラあったりなかったり。
115の項目の中には納得する内容もあるんですけど、それは他の育児書でもよく見るものなので目新しいものはなく、ただただ上から目線で説教されている不愉快な気分にさせられる育児本でした。
言葉を選ばずズケズケ言いたいことを書いている、という印象です。
しかも一般の育児書と思って読むと視点がズレすぎていてイラッとする。
ただ、アマゾンレビューで★5もあるんでね、「良かった!」と思う方もいるわけで、あくまでもこの感想は私個人の主観であることをご了承ください。
ある意味面白い本なので、図書館で見かけたらチラ見してみて下さい。
で、2冊借りたうちのもう1冊は、それはそれはとても素敵な本でした。何が素敵かというと、読んでいて心地いいというか、素直に「うん、うん。やってみよう」と思わせてくれるのです。
その本がこちら。
臨床心理士さんが書いている本なだけに、母親を追い詰めるような表現は皆無。
「こういう理由でこうした方がいいですよ」というアドバイス的な本で、反発心は沸きませんでした(笑)
特に心に響いたのは、「淡々とした態度や表情で叱るのは子どもを混乱させる」と言う部分。感情的に叱っていいんだな、と一安心。叱り方に関しては参考にしてみたいと思います。
以上、読んでいて不愉快になった育児書と、読んでいて心地いい育児書の話でした。
コメント
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コメント (2)
はじめまして。
わたしも活字を参考にしています。
本や新聞です。
参考になりました(^^)
はじめまして。
なんやかんやで活字の方が読みやすいし見返しやすいですよね。
コメント、ありがとうございました。