12 Sep 2018
『子ども格差の経済学「塾、習い事」に行ける子・行けない子』というタイトルに惹かれて図書館で借りたのですが・・・
面白くなかったYO!!
この本の帯に「塾通いでどのくらい差がつく?ピアノ、サッカーにはどんな効果がある?」と書かれているけれどもさ、本の中にそんな内容書いてあったかな??と。
息子が「サッカーやりたい!」と言ったからサッカー教室に通わせてはいるけれど、若干お金の無駄だよなと感じている私としては、サッカーにどんな効果があるのか知りたかったから、この本を読んでみたと言っても過言ではない!んだけど、そんな内容書いてなかったよ!?と。
強いてあげるとするならば、「サッカーはボールがあればどこでも出来る、体格差があっても誰でも出来るスポーツである」みたいなことが書かれてあったくらいだよ?と。
これが効果?
ピアノも同様に、特に何か効果があるとかないとかそんな内容あったかな?って感じです。
基本、データを元に著者が分析しているけれど、中学生が最も塾に通っている、とか、塾に行っている子の方が学力が高い、とか、そんなの当たり前じゃん?みたいなことがツラツラ書かれていて、途中で読むのが面倒になったので、興味がある章しか読みませんでした。
塾も習い事も、ある程度親に経済力がないと通わせられないわけで、通っている子と通っていない子では格差がでてくるね、みたいな内容かと思うのですが(全部読めなかったから断定はできない)、そんなのわざわざ言われなくても分かってるし、みたいな。
公教育ではレベルの高い子は伸びず、レベルが低い子は置いてけぼり。だから進学塾なり補習塾に通って自力でなんとかするしかない。が、親に経済力がないと子どもの格差が広がる。
じゃあ親に経済力がない子はどうすればいいのよ?というと、やっぱり公教育の質の向上になるわけで、こうなったらいいね、ああなったらいいね、という事が羅列されていました。
その中の1つが、クラスの人数を少なくする。
これ、過去に読んだ育児書にも同じことが書かれてあったな・・・
とにもかくにも、「ふーん、で?」という感想の本でした。
データ分析好きな方は図書館でチラみしてもいいかもしれないかもね、くらいのオススメ度です。
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