5 Mar 2019
ここ数日、息子が夢中で解いている計算ドリルがコレ。
「百ます計算」陰山メソッドで有名な陰山先生が監修したドリルです。
息子には何冊か簡単そうなドリルを用意して本棚に置いておいたんですけど、最初はワクワクしてやっていても数ページでやらなくなるんですよね。
1年生の最初の方って、「コレと同じ数だけ色を塗りましょう」という問題があったり、「5は3といくつに分けられますか」的な問題が登場することが多いんですけど、どうも息子はコレ系の問題が嫌いなんじゃないかと思ったのです。
本屋でドリルをパラパラ見ていた時に、ふと目に止まった陰山ドリル。
中身を見てみると・・・
単純!明解!簡単そう!
息子好きそう!!
このドリル、雰囲気がコレに似ている。
『おやつ前5分ノート』の4・5歳向けのたしざん・ひきざん。
これも中身が非常に単純明快で文字が大きくて分かりやすいんです。
陰山ドリルの内容は、5までの足し算・引き算、9までの足し算・引き算、10になる足し算・引き算、を経て、くりあがり足し算、くりさがり引き算、おおきなかず、時計、と、段階を踏んでいまして、今息子は9までの足し算・引き算まで終了しました。
「小学校ごっこ」により夢中でドリルを解いています。
入学準備グッズがあらかた揃ったところで息子のテンションが上がり、授業ごっこをさせられるようになりました。
キーンコーンカーンコーン♪とチャイム音を私が口頭でいい、「起立、気を付け、礼、着席」をしてお母さん先生の授業が始まります。授業内容は計算ドリルによる自学自習w
生徒は、同じ幼稚園で同じ小学校に行くお子が、息子の席を取り囲んで座っているという設定で、私がその席の間を練り歩き、各生徒に注意をしたり指導したり丸つけをするフリをする、という私にとって過酷なごっこ遊びです。
息子が1番優秀な設定で他の子を見るお芝居をしないといけないので結構疲れます・・・
そんな小芝居を尻目に息子はガンガンドリルを解いていきます。
私が疲れたな、と思ったら、キーンコーンカーンコーン♪とチャイムを口頭で鳴らして、5分休憩にしています。女子2人が一緒にトイレに行くという設定の小芝居もキチンと入れているのですが、息子は休憩しませんorz
息子がちょっと咳込んだのをいいことに、「保健係の人、だっちんくんを保健室に連れて行ってー」という芝居をして休憩してもらっています。
この「小学校ごっこ」、延々と続くので私の家事がはかどりません。
「先生は職員室に行ったー」とか、「今は20分休憩の自由遊びの時間だよー」と言ってごまかしているのですが、「だっちんは勉強が好きだから1人でやる」と言っては黙々とやる始末・・・
息子曰く「夢中になっちゃった」らしい。
まぁ、10になる足し算・引き算までの項目なら楽勝だから楽しいだろうね。
問題はその先。
息子は「3+2=5」という単純な計算はできるけど、「5は3といくつでできていますか」と聞くとサッパリ分からない。「5から3を引いたらいくつ?」と聞くと「2」と答えられるんだけど、どうも数を分解することが苦手なようです。
これ、賛否両論ある「さくらんぼ計算」でつまずくフラグだな・・・と思って、ちょっと検索したらいい記事を発見しました。
どうやら、「数量感覚」が弱いようです。
以前、散々ブロックでやっていたけれど、まだ息子の中にストンと落ちていんだろうね。
「小学校ごっこ」の良いところは、先生扮する私が教えても抵抗しないこと。私の導きに比較的素直に耳を傾けてくれることです。
なので、単純な計算問題だけど、「けいさんブロック」を使ってやってみるといいよ、とアドバイスしてみました。
ある程度、足し算と引き算ができるようになった今、このブロックを使って「5は3といくつでできていますか」と質問すると比較的スムーズに答えられるようになってきたのです。
数か月前にやった時は、もっと悲惨な感じだったので成長が伺えます。
この数字を分解する問題を徹底的にやった方がいいなと感じているところで、陰山ドリルにも少しだけ問題が掲載されているのですが、これだけでは足りないな・・・
またこのドリルをやらせたい。
陰山ドリルは、くりあがり・くりさがりの計算に突入すると、さくらんぼ計算が登場してきます。ここが正念場だな・・・
さくらんぼ計算って、数の分解ができないとお話にならないもんね。
「8は5といくつ?」は結局「8-5」だから、引き算を強化すれば分かるようになるかな?とは思うけど、多分引き算ウンヌンじゃなくて、量的感覚で数を分解して欲しいんだろうな。
大人の私からしたら「さくらんぼ計算」なんて、「8+6=14」という簡単な足し算でも、「10の塊をつくるには」「8に2をくっつける」「6から2をもらう」から「6-2で4」になって、「10+4=14」・・・
発狂するわ!!!としか言いようがないんですけどね。
まぁ、そういう時代なんだからしょうがない。
息子の小学校の算数の教科書が「さくらんぼ計算」を強制していなければいいな・・・
とは思うけど、数を分解する、という概念は出来て損はないわけで。
またブロックを使って地道に「小学校ごっこ」で乗り切れればいいなと思います。
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。