19 Apr 2017
息子は家族の前では「欲望のかたまり星人」です。
少しは「我慢」ということを覚えて欲しいと思うくらい、自分のやりたいことに突き進んでいきます。
ただ、外の世界ではなかなか空気を読む子かもしれない・・・と思った出来事がありました。息子はもともとよく観察してから行動するタイプでした。
2歳前後から「空気を読む」ということは上手だなと思うふしがあり、息子から仕掛けてトラブルになる、ということは赤ちゃん時代から殆どありませんでした。
この間、息子の態度・行動で驚くことがありました。
幼稚園帰りに公園で遊んでいた時のこと。息子と私は、葉っぱがワサワサついた枝を振り回して遊んでいました。
そこへ、息子の知り合いのお友達が偶然やってきたんです。そのお友達は同じ幼稚園出身の新1年生。息子も「あ~!」と喜んでいたので、私が持っていた葉っぱ付枝を貸してあげて、暫く息子とともに2人で振り回していました。
その後、新1年生のお友達(以下、Aくん)が、単なる枝を持ってきて「戦いごっこしよう♪」と息子に提案してきました。
私は「危ないから枝は止めてね。葉っぱがついている方にしてね」と言ったにも関わらず、「大丈夫、2人とも枝を持てばいいから」と、息子にも枝を渡したけれど、息子は危ないって分かっているから受け取らず。
仕舞には、枝で息子に戦いを挑み始めたので「危ないから止めてね!!」と何回も言ったら、Aくんは私に攻撃しはじめてきました・・・「危ないから止めて!」「本当に止めて!」と言っているのにしつこい・・・
その場面を見た息子は私を守りながら「争いは止めて!」みたいなことを言った後、自分の持っていた葉っぱ付枝を全部投げ捨てて遊具に走って行きました。
息子が遊具に行くとどうなるかというと・・・
私は息子を追って遊具に行く。
Aくんは息子と遊ぶ為に遊具に行く。
ということで、「Aくん VS 私」の戦いはあっけなく幕を閉じることとなりました。
少しだけ遊具で遊んでいたけれど、程なくして息子は私の子ども乗せ自転車に走って行き「もう帰る」発言。
Aくんが枝を持ったまま遊具で遊んでいたのが気にくわなかったのか、単に家に帰りたくなったのか、いい加減帰りたいなと思う私の気持ちをくみ取ってくれたのかは分かりませんが、良いタイミングで帰る発言をしてくれました。
Aくんとは穏便にバイバイすることが出来たのですが、その帰り道に息子が私にフォローするかの如くに「Aくんね、優しいお兄ちゃんなんだよ~♪」と教えてくれました。
うむ・・・我が息子、4歳児にして、新1年生と40歳の大人より1番大人な振る舞いをしていたな・・・と我が子ながらに感心した出来事でした。
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