17 Nov 2016
オモチャが部屋中にグワシャ~ッとなっているとイライラしませんか?
私はイライラを通り越して気持ち悪くなります。
特に夫が休みの日は、仕事カバンが部屋に置かれっぱなしなので狭い部屋が余計に狭くなり、そこへオモチャで部屋が占領されるとね・・・別室へ避難しちゃいます。
私は部屋がスカッとしていないとダメなんですよね。息苦しいんです。
多分、パーソナルスペースが広いタイプなので自分の周りがゴチャゴチャしているのがストレスなんだと思います。
で、だっちんは人並みにお片付けが出来ない子だったのですが、時を経て随分成長してくれました。
今日も紙を出しては折ったり、切ったり、セロテープで貼ったり、ミニカーをゴチャゴチャ出して遊んでいたんですよ。
で、私が「お風呂に入ってくるね」と言ったら、だっちんが「お布団に行って寝る~」というので2人でお布団へ。
暫く2人で喋っていたけど、だっちんは寝る気配がありません。
私が「お風呂に入ってくるね」と言ったら、だっちんは「いいよ~」と言ってくれたけど、「だっちん、何していればいいの?」的な事を言ってきたので、「そうだ、お片付けしてなかったよね。お片付けしてね、お片付け名人♪片付け終わったら寝てていいよ~」と言ってお風呂に行った私。
お風呂から上がって、さて、どうなっているかな!?
と部屋を見たら・・・
キレイに片付けられている!!
そして、だっちん寝てる!!
これにはちょっと感動しました。
そう、だっちんは最近お片付け名人というあだ名が付けられています。
まだ自主的に片付けるまでには至らないものの、「お片付け名人、お片付けお願いします」と言うと比較的スンナリ片付けてくれるようになりました。
ここまでに至る経緯をまとめたいと思います・・・って前置き長いね。
お片付けができない子どもに言ってはいけない言葉。
それが「お片付けしないなら捨てるよ!」、ってよく言われますよね。
でも私はイライラがピークに達したのでこのセリフを言いました。
この後から、ゴチャゴチャしたオモチャが減ったので、だっちんも散らかすこともなく私もイライラする事が減りました。
(我が家は狭いので、元々のオモチャの数自体は少なかった)
オモチャがなくなったのが原因なのか、「自分で!ブーム」なのかわからないけれど、暫くしてお片付けブーム到来!
「オモチャの国に帰った」という設定にしていた捨てたはずのオモチャが帰ってきても、素直に受け止めてくれました。
それ以降、片付けない時は「そのままにしてもいいけど、お母さんが捨てちゃうからね」と言うと、「だめぇ~!」と言って片付けることが多くなりました。
ここ最近、だっちんの場合はオモチャというよりも、自分で作った紙のオモチャを片付けないで散らかしています。
私的には紙クズなので本気で捨てることができるし、だっちんの目の前でも捨てたりしています。
だっちんは自分で作った作品なので捨てられたら困るから片付けます。
「片付けないなら捨てる」は我が家では脅しではなくて本気です。
だからこのセリフが有効に働いているのかもしれません。
ただ、「お母さんと一緒に片付ける・・・」という時は一緒にお片付けを手伝うようにしています。
「いるものか、いらないものか分からないから、いらないものはゴミ箱に捨ててね」と言うと、自分で分別してくれます。
そして、1人で片付けようが、私と片付けようが、片付けた後は思いっきり褒めて、おだてて、「お片付け名人、さすが!」と言います。
だっちんの凄いところは、ちゃんと元あった場所に片付けられることなので、そこをクローズアップして褒めます。
「お父さんですら、こんなにキレイに片付けられないのに凄いね!」と褒めまくります。
そんな日々を重ねていくうちに、「お片付け名人、お片付けお願いします」というと1人で片付けられる時が多くなってきました。
また、もっと手っ取り早いのがこの方法。
だっちんが「戦いごっこをしたい」と言ったときに部屋が散らかっていた場合はこう言います。
「部屋が散らかっていると戦えないから、お片付けが終わったら戦いごっこね」
こう言うと、すんなり片付けてくれます。
またある時はこう言います。
「お母さん、部屋が汚すぎて気分悪い・・・部屋がキレイにならないと一緒に遊べない」
これも効果があります。
そして、だっちんが片付けたら褒める、抱きしめる、「お母さん、嬉しい」と言う。
これの繰り返しです。
ってことで、「我が家のお片付けのしつけ法」をまとめると・・・
- 「片付けないとオモチャを捨てるよ」と言う場合は本気で捨てる
- 片付けてからでないと一緒に遊ばない(出かけない)
- お片付け出来たら沢山大袈裟に褒める
そして、ポイントは、オモチャを沢山置かない(定期的にオモチャを見直して必要ないものは気づかれないように捨てる)。
子ども自身が大事と思っているオモチャなら自ら片付けますからね。
特に、この箱を導入してからお片付けが上手になりました。
私の靴の空き箱で捨てようと思ったら、だっちんが欲しいと言ったので、お道具箱兼宝箱にしました。
中身はこんな感じ。
だっちんが特に大事と思っているオモチャと、工作に必要なハサミ、クレヨン、色鉛筆などが入っています。
(ちなみにフタの裏についている紙飛行機はテープでとめられています)
だっちんが自ら作った大事な作品もこの中に仕舞い込むので、箱がいっぱいになった時は私が定期的に紙を分解して再利用させたり、再利用不可のものは捨てています。
この箱の中にしまう、という習慣が出来てから、お片付け名人になりました。
今後も名人の地位を維持できるように頑張ってもらいたいものです。
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