10 Nov 2012
★出産フルコース体験記①の続きです
入院1日目。
11月1日、7時頃に入院しました。
私は無痛分娩希望だったので、これからの流れの説明を受けました。
陣痛の間隔が5分になったら麻酔開始ということで、
朝ドラを見ながら8時からの朝食を優雅に食べていました。
8時台は不規則ながらもすぐに陣痛がつきはじめ、
9時半過ぎには5分間隔の陣痛がつきはじめた・・・と思う。
この頃は壁に立って腰にバスタオルを丸めたものをあてがっておけば、
余裕でやりすごせりような痛みでした。
ここからいよいよ無痛分娩開始。
背中に麻酔のチューブを挿入されて麻酔開始。
NSTで使用する心電図みたいなものもお腹に巻かれました。
ここで初めて知った衝撃的事実。
無痛分娩って絶飲絶食なのね・・・
夫が来る14時30分くらいまで1人で過ごしていたものの、
痛くなったら「麻酔~」と言えば投入してもらえるし、
麻酔を投入されると眠くなる。
というサイクルを繰り返し、夫もいつの間にか到着し、
知らぬ間に子宮口が7センチまで開いておりました。
先生も11月1日中に産まれるね~、
なんて言っていたのも束の間・・・
ここから大変な思いをするハメになる。。。
子宮口8センチがら全然開かず!!
おまけに、いままでウトウト寝ていることができたのに、
もう寝ることなんてできないくらいの肛門周りの痛さ!!
「肛門が痛い!」
と訴えるも、
麻酔を投入してくれるどころか、
「普通だったら喋られない痛みですよ~」
となだめられ、麻酔を入れてくれない。
しつこく肛門が痛いと訴え続け、
先生が何か処置をしてくれて麻酔を投入され、
やっと緩和されたかと思いきや・・・
肛門痛い!!何かでる!!
とず~っと騒いでおりました。
もう下半身は無痛の麻酔で、もはや私の意思通りに動かすこともできず、
同じ姿勢でベッドにいるため体のアチコチが痛い。
その上私の熱が上がり感染症の疑い発生。
さらに私の血圧も上がり始めるし無痛により陣痛もあまりつかず子宮口が開かない。
帝王切開がどうたらこうたら、と話声が聞こえ、
このままだとこの病院では処置できずに搬送するかも・・・
とな!!
(先生が夫&夕方から再度きてくれた母親と会話をしている)
私はこの会話で、帝王切開=搬送=転院、と思っていたので、
帝王切開はいやじゃ~~~!!
こんな状態で転院なんて嫌だよ?
私、この病院の個室と食事が目当てだったんだよ?
と、心の中で叫び続ける。
結局「誘発剤で陣痛を誘発する」ということになり。
もう私は意識朦朧、痛みから解放されるならなんでもいい!
だけど、転院はいやだ・・・とひたすら思う。
その後、母親は帰り、夫と2人で陣痛を乗り越えるも、
痛みに耐えかね「麻酔~」とナースコール。
そのたびに陣痛が進まずお産が始まらないから夫はため息。
とうとう、イスに座って寝だす。
「ごめんね~、今日中に産まれなくて」
と、何故か私が痛みに耐えながらも夫に気を使う・・・
もう、いても役に立たず私が叫んでも何もしてくれない夫がいても迷惑だったので、
「帰っていいよ」
と言っているのに、帰らない。
はぁ・・・帰れよ。。。
そして特に動きがないまま2日の朝6時頃、夫退散。
代わりに母親登場。
母親は一緒に呼吸してくれて私も何となく落ち着く。
けど、相変わらずの痛みで、
何が無痛分娩じゃ~~~~!!!
とつぶやく。
これ、自然分娩だったらどれくらいの痛みなのだろうか・・・
とは思うけれど私の想像していた無痛分娩とは違い、ものすごく痛い。
子宮口は9.5センチまで開くも、なかなか10センチにならず・・・
助産師さんだか看護師さんに「もう何か出る」と訴え続け、
7時からの先生の回診で判断してもらおう、となだめられる。
先生がやっと登場したのが7時半過ぎ。
院長先生、いつも健診で見てもらっている通称”若先生”(家族経営)、
助産師さんがやってきて、子宮口を確認。
10センチ開いていないけど、
とりあえず分娩台にいくか、ということで、
いよいよ8時半に分娩台へ!
しかし、ここで新事実が発覚
⇒出産フルコース体験記③に続く
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