23 Mar 2018
ここ最近の私の幼児教育のテーマは「先取り教育をすべきか否か」でした。
色々な教育本を読み、色々な中学受験系のブログを読み、自分の息子を観察した結果、ようやっと私なりに答えがまとまりました。
結論。
幼稚園児に先取り学習は必要ない!
以上なのですが、この結論に至った理由を述べてみたいと思います。
先取り学習は賛否両論
先取り学習については育児書によっても考え方がマチマチです。
賛成派の主張はコレ。
⇒学校の勉強ができる、ということが自信につながる
⇒知っている事の方が集中して授業を聞く
⇒幼子は暗記が得意(だから九九くらいやったら?)
賛成とはいえない派の主張はコレ。
⇒先取り学習をしても子どもはすぐに忘れる
⇒小学校3年くらいまでは抽象概念が理解できない
⇒先取りするなら漢字くらいじゃない?
知っている事を小学校の授業でもう1回やる。
これを「知っているから楽しい!」と思える子か、「知っているからつまらない・・・」と思う子か、で大きな差ができてしまいます。
「知っているからつまらない・・・」と思っちゃうと、授業を前向きに聞けないし、勉強がつまらない、結果、勉強が嫌いになることだってあるかもしれない。
「今から何を教えてもらえるんだろう?」のワクワク感があった方がいいよね。
これも「わかんないからつまらない・・・」に変わることもあるだろうけど、ここは家庭学習でフォローすれば「できる!」「わかる!」「楽しい!」に繋げられる可能性は大。
そもそも、自分が小学生だった時の事を思い返しても、別に先取り学習なんてしなくても学校の授業を聞いているだけで分かったし、それですら「つまらないなぁ」と思ってしまったんだから、必要ないか・・・と。
※ちなみに私は4月生まれ女子なので、そういう意味では圧倒的有利だったと思う
勉強は自らやるべきもの
幼稚園児が先取り学習をするとすると、親が教材を選んでやらせますよね。
親から言われたものを淡々とやる、という行為が、今後、「勉強する意義が見いだせない」に繋がりかねないかも!?とふと思ったんですわ。
これも、子ども自らが「お勉強したい!」「ワークやりたい!」「もっとやりたい!」と言ってやるならそれはそれで伸ばすべき才能だとは思うけれども、全くそんな気配すらない我が子の場合、先取り学習は弊害でしかないな、と悟りました。
幼稚園児の教育は好きな事を伸ばすべし!?
幼稚園児の教育は、やっぱり子どもが興味のあるものを伸ばしていく、のが王道かな、というのが私の結論です。それが勉強なら先取り学習もアリだと思う。
我が子の場合、数字が好きで、試しに「すうじのひょう」を貼っておいたら、自ら進んで数を数えていました。何かあるごとに「23ってこれだよね?」と「すうじのひょう」をチェックしに行ったり。
最近は文字を書く・読むことに興味を持ってきたようで、「ひらがなポスター」や「カタカナポスター」を見て勝手に何かを書いています。まぁ、だいたいが「うるとらまん」とか「るぱん」とかなんですけどね。
幼稚園では、友達と「ひらがなひょう」を見ながら文字の練習を進んでやっているみたいだし、我が子の場合はこれくらいが丁度良いんだな、ということが分かりました。
幼稚園児は遊びの中から学ぶ、というけれど、これって本当だな、と実感します。
まとめ
幼稚園児の先取り学習は我が子の様子を見て考えよう!
しかし、最近のお子は、小学校入学までに平仮名を書けるのは当たり前みたいで、これも先取り学習なんだよね・・・
ちなみに息子が通っている幼稚園では年中さんで平仮名のお勉強をしているようで、この間、1年間の成果たるワークを持って帰ってきて、「ふ」が上手に書けたことを自慢していました(笑)
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。