2 Feb 2018
『東大に入る子は5歳で決まる』の中で興味深い章がありました。
それが「スクールカースト」です。
私がこの言葉を知ったのは、米倉涼子さんの主演ドラマ『35歳の高校生』。
2013年のドラマなので(・・・って!!このドラマってそんなに結構最近だったんだね・・・息子が産まれる前かと思った)大人の私にとっては「今の子って大変だね」と呑気に思っていたものです。
ところが。
この本を読んでいたらそんなに呑気でいられない事が判明。
スクールカースト上位(1軍)が、観点別評価という成績表でも有利に働き、下位(3軍)は不利になるそうな。
観点別評価というのはテストの点のみならず、「関心・意欲・態度」「思考・判断・表現」等、総合的に評価するものらしく、発言力が高い1軍が有利なんだって・・・
私が受験生の時はあったのかな?言い方は内申点だったけど。
で、学校の先生もクラス運営をスムーズにするために1軍を利用しているとのこと。あー、そういえばそんな内容をドラマでもやっていたな、と思いだしましたよ。
ということで、観点別評価をよくするためにはスクールカーストの上の方にいるのがいいそうなんだけど、息子を客観的に見ると・・・1軍タイプではない。。。
だけど、今のところ幼稚園生活でも自分のやりたい事はやるタイプのようだし、1軍でなくてもシレッと生き延びそうではある。
私が小学生や中学生だった時も「スクールカースト」という名称はなくても、暗黙の了解で「派手グループ(逆らわない方が無難なグループ)」「普通グループ」「地味グループ」ってあったなぁ・・・
ちなみに高校の時は校風が「自由&個人主義の集まり」だったからあまり感じなかったけど、小中学生の時はヒシヒシと感じましたよ。ちなみに私は今でいうところの2軍でしょうね(普通グループ)。
そして、今思えば1軍でハブられた人の受け皿をしていましたよ(私があまり特定の人とベッタリつるんでいなかったからかな)。
あぁ、懐かしい。
男子は女子よりもシビアなカーストじゃない印象だけど、男子の世界も色々あるのだろうか??
ちょっと調べてみたところ、こんなサイトがヒットしました。
⇒スタディサプリ(進路)#高校生なう
高校生の話なのですが、男子と女子で重視するポイントが違うようです。
男子は「リーダーシップがある」「勉強ができる」「おもしろい」がベスト3でした。それに引き替え女子は「気が強い」「可愛い」「リーダーシップがある」がベスト3。
「リーダーシップがある」ってすごく抽象的な気がするんだけど、発言力とかクラスをまとめる力ってことでしょうかね。
息子よ・・・自分の力で頑張って生き抜いていってくれ。
せめて先生に好かれて観点別評価は良く付けてもらえるように頑張れ。
しかし、観点別評価なんて先生の好き嫌いでつけられたらたまったもんじゃないわ。。。
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