5 Nov 2017
『中学受験は親が9割』を図書館で借りて読んでみました。
この本を書いている西村則康先生も中学受験界では有名な方のようで、私も既に1冊読んでいました。
この本の率直な感想はと言うと、「手元に置いておきたい1冊だな」。
小学校低学年時には役に立つ事が満載な内容だと思います。中学受験塾に入れる時の覚悟とか、塾に入る前までに家庭でやっておきたい事などが満載です。中学受験を全く考えていない方でも、得るべきものが何かしらある1冊ではないかな?
この本の中で衝撃的だったのがコレ。
小学校の授業を完璧に理解し、学校のテストはすべて100点でも、まったく受験勉強をしないままで受験すると、算数の入試問題は100点中10点もとれないでしょう。
引用:『中学受験は親が9割』P.39
どんなに小学校での勉強ができても、中学受験の問題は太刀打ちできない。つまり、受験勉強をしている子とそうでない子の学力レベルは小学校の時点で既に差がついてる、という事実!
さらに、小学校での授業は、すべての土台となる基礎訓練・・・ではあるものの、学校授業レベルの基礎訓練ではまったく量が足りないという事実!
そういえば、昔、こんな苦い経験をしました。
小学校高学年の時、仲の良かった友達と進学塾の入塾テストを受けた私。小学校での成績は自分で言うのもなんですが良い方でした。ところが、入塾テストに落ちた(そして友達は受かった)・・・orz
当時は何で私が落ちたの?私、実はバカだったの?とかなりショックを受けたのですが、約30年の時を経て、私が入塾テストに落ちた理由が分かった気がします。
次元が違うんですね。
話は戻り。
小学校の授業を完璧にこなしても量が足りないなら、自宅学習がかなり重要ということなんですね。そして、小学校の授業で躓きだしたらすぐにフォローする必要がある、と。
中学受験をしようがしまいが、学校授業レベルの基礎訓練ではまったく量が足りない!と言っている以上、今後の人生(高校受験・大学受験)に置いてその足りない部分を補わないといけないわけで。
小学校の授業では知りえない知識を得る、というだけでも塾に行く意義はあるのかな・・・と。
だいたい塾は新4年生(3年生の2月)から入塾するのが中学受験界の常識ではあるけれど、じゃあそれまではどうやって過ごすべきか?この部分が具体的に書いてあるのがこの本を「手元に置いておきたい1冊だな」と思った理由です。
どうやって過ごすか?の1つはこのブログでも何回か書いているのですが実体験。
将来の学習につながる実体験を紹介しているのがZ会幼児コースです。
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我が家は途中で挫折したけれど、幼稚園児でも簡単にできる料理の実体験も紹介されています。ちなみに料理系の実体験は息子は全く食いつかず・・・(偏食児には難しいかもしれない)
とりあえず、小学校に入った時の事を考え、また違うジャンルの本を図書館で予約中。
小学校低学年で身につけておきたい習慣を知りたい方は、是非読んでみて下さい。
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